「朝、出勤しようとしたら車のエンジンがかからない…」 「長期間乗っていなかったらバッテリーが上がってしまった」
突然のバッテリー上がりは、ロードサービスへの出動依頼の中でもトップクラスに多いトラブルです。 今回は「クルマSOS」のスタッフが、バッテリー上がりの主な原因と、トラブル発生時にやってはいけないNG行動、そして日頃の対策について詳しく解説します。
1. なぜ?車のバッテリーが上がる4つの主な原因
バッテリーが上がる原因は、大きく分けて「電力の使いすぎ」「自然放電」「劣化」の3つに分類されます。
原因① ライトの消し忘れ・つけっぱなし
最も多いのが、室内灯やハザードランプ、ヘッドライトの消し忘れです。エンジンが止まっている状態で電気を消費し続けると、あっという間にバッテリー内の電力が空になってしまいます。
原因② 長時間の放置駐車(1ヶ月以上)
車はエンジンをかけていない状態でも、カーナビやコンピューターのメモリ維持のために少しずつ電力を消費しています(自然放電)。1ヶ月以上など長期間車を走らせないと、充電が全く行われずにバッテリーが上がってしまいます。
原因③ 日頃の点検・メンテナンス不足
バッテリー液が減っている状態に気づかずに走り続けていると、バッテリーの性能が著しく低下し、上がりやすくなります。
原因④ バッテリー自体の寿命(2〜3年)
車のバッテリーの寿命は、一般的に2〜3年と言われています。定期的な交換をしていないと、ある日突然エンジンがかからなくなることがあります。
2. 特に「朝」は要注意!冷え込むと発生しやすい理由
「昨日までは普通に動いていたのに、今朝になったら急にエンジンがかからない」という声をよくいただきます。 実は、バッテリーの中の液体(バッテリー液)は、気温が下がると化学反応が鈍くなるという性質を持っています。そのため、特に冷え込んだ朝などは十分な電力を引き出せず、バッテリー上がりの症状が出やすくなるのです。
3. バッテリーが上がった時に「やってはいけないNG行動」
トラブルが起きた際、焦って間違った対処をしてしまうと、車のコンピューターをショートさせるなど、さらに深刻な故障を招く恐れがあります。
何度も無理にエンジンをかけようとする
キュルキュルと音がするだけでかからない場合、何度もセルモーターを回し続けるのはNGです。残っているわずかな電力まで使い果たしてしまい、バッテリーの完全な劣化を早めてしまいます。
知識がないままブースターケーブルを繋ぐ
他の車から電気を分けてもらう「ジャンプスタート」ですが、プラスとマイナスを間違えて繋ぐと火花が散り、最悪の場合は車両の火災やショートの原因になります。自信がない場合は絶対に無理をせず、プロを頼りましょう。
4. 自分でできる!バッテリーの寿命を延ばす対策
突然のトラブルを防ぎ、バッテリーを長持ちさせるためには日頃のケアが重要です。
バッテリー液の確認を定期的に行う
ボンネットを開け、バッテリー液が規定の量(UPPERとLOWERの間)入っているか、月に1回程度は目視で確認しましょう。
2年毎、または車検時に必ず交換する
「まだ動くから」と放置せず、2年ごとの目安、あるいは車検のタイミングで定期的に新しいバッテリーに交換することが最大の予防策です。
たまに車を走らせて充電する
長期間の放置駐車は避けましょう。週に1回、30分程度でも車を走らせることで、車の発電機(オルタネーター)からバッテリーに電気が充電されます。
バッテリー上がりでお困りなら「クルマSOS」へ!
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